ne.mui

ne.mui

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ne.muiとは
「ne.」はNetwork、「mui」は「無意」という日本語です。「無意」とは、意志のないこと・故意でないこと。
また、意識のないこと。「ne.mui」は、”NEMUI”と読めば、”私は眠い”という意味を持つ日本語も含みます。


「無意識の中の境界線」
“Boundaries in unconsciousness.”

私達は無意識のうちに、日々の暮らしの中で
「選択」をし続けて生きている
同時にそこには境界線が生まれていた
We all live unconsciously “making a choice” a number of times everyday.
At the same time, some ‘boundaries’ occur around us.


外と中
「壁以外」の境界線は?
Inside and outside
the boundaries “apart from the wall”?

他人
「はじめまして」の境界線は?
Other people
the boundary between people whom we say,
“How do you do?” and the others?

ゴミ
「いらないもの」の境界線は?
Waste
the boundary between things we need and “wastes”.

料理
「食べ物」の境界線は?
Meal
the boundary between “edible” and inedible?


「宇宙と地球」の境界線は?
Sky
the boundary between “the universe and the Earth”?

ふたり
「愛している」の境界線は?
A couple
the boundary between “love” and else?

いのち
「生まれる」の境界線は?
Life
the boundaries of “being born”?

「あなた」の境界線は?
the boundaries of “being you”?


物体や事象を交じらわせない一本の線
それは、人が人らしく生きるために生まれたものなのか
It is a line which separates things around us both tangible and intangible.
We wonder these may have appeared to make us live as a human being.

>> VR <<


当たり前のことかもしれませんが、
お互いの距離や見るものによって、
人それぞれの世界が構築されている様子が不思議でなりません。
人の姿に生まれたからその個体なりの世界があること、
音であれば周波数の届かない範囲にいれば聞こえず、
色であれば目の作りによって個々に世界の見え方があります。
仮にこの世界のすべての音が、
一斉に聞こえたらどんな音だろうなど、
音やビジュアルあらゆる情報がうずまいて、
この世界や空間がつながっていることを表現したいと思いました。
その土台となるのが“境界線”です。
10代の頃から私の見える世界は、
何をどう区別、もしくは分別されているのか考え続けてきました。
今はインターネットがあり、
地球の裏側の情報まで簡単に手に入ります。
その上で、VR空間とは何か私は作品を通して問い続けます。

© OnoNatsuki